2019年5月から8月にかけて一人の日本人男性が、10年弱のタイ赴任生活を支えてくれた感謝の気持ちとしての個人的な資金援助(100万バーツ)により、奨学金支援(36万バーツ)と農村部にある学校の施設改善プロジェクト(64万バーツ)を実施。この活動により、タイ東北地方の合計6県の6校で下記の通り、素晴らしい成果をもたらすことができました。
学校の施設改善プロジェクト
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ロイエット県バーンムアンホン校:図書室とコンピューター室の改善
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ナコンラチャシーマー県セーナラットウィッタヤーカーン校:洗面所、歯磨き場の建設
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ナコンラーチャシーマ県バーンノンマーク校:トイレの改修
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ブンカーン県ソムサヌック校:男性用トイレの改修
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アムナートチャルン県バーンノンドゥー校:トイレの排水機器の修理
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ブリーラム県バーンペンプアイ校:飲料水用給水塔の改善
このプロジェクトにより、合計6校の60人に中学卒業までの3年間コースの奨学金を提供支援できたことと共に、施設改善プロジェクトで1,419人の学生達と92人の先生方が改善された良い環境での学校生活が可能になりました。
プロジェクト終了後、その完成状況を見に行くために、この日本人男性は、ナコンラーチャシーマ県のセーナラットウィッタヤーカーン校とバーンノンマーク校を訪問しました。そして、両校の校長先生と、農村部の学生たちに対する奨学金提供の必要性、学校の予算不足により生じている問題等について話し合い、その後、奨学生の家庭訪問も行いました。
アムナートチャルン県バーンノンドゥー校、改修されたトイレの前で校長先生、先生、生徒たちと。
アムナートチャルン県バーンノンドゥー校、校舎前で校長先生、先生、学生たちと。
アムナートチャルン県バーンノンドゥー校、支援者が奨学生の家庭を訪問
アムナートチャルン県バーンノンドゥー校、生徒たちが新しい歯磨き場を使用している状況。
ナコンラチャシーマー県セーナラットウィッタヤーカーン校、洗面所歯磨き場の前で校長先生と共に
ナコンラチャシーマー県セーナラットウィッタヤーカーン校、生徒たちが支援者に手作りのカードで感謝の気持ちを伝える
ナコンラチャシーマー県セーナラットウィッタヤーカーン校、生徒たちが新しく建てられた洗面所を使用している状況。
ロイエット県バーンムアンホン校、改善された図書室の前で先生と生徒たちとの集合写真
ブンカーン県ソムサヌック校、改修された男性用トイレの前で。
なお、EDFは奨学金が必要とされる学生のリストと共に、予算不足で校内の施設改善などが出来ない問題を抱えている学校に関する情報を入手しています。この為、もし個人として、企業として、皆様から、ご支援のご意向がありましたら、すぐにそのご支援先や内容を検討し、ご紹介、ご提案させて戴くことができます。校内の施設改善のようなプロジェクトとしての支援にご興味をお持ちの際には、是非お気軽にEDFまでお問い合わせください。
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