僕は、タワンチャーイ・ウィブンパンと申します。スリン県のサムロンターブウィタヤコム学校の中学3年生です。今は、母と親戚の叔父と暮らしています。僕には姉一人と兄二人がいますが、それぞれ、仕事に就き県外にいます。姉も兄も月々の自分たちの生活だけで精一杯でそれほど頻繁ではありませんが、姉が時々送金してくれます。
 

　タワンチャーイさんとお母さん

母は、日雇いで清掃、稲刈りや稲架け等その時々で仕事があれば選ばずにどんな仕事でもして家計を支えています。しかし、日雇いの仕事は不定期で毎日あるわけではありませんからそんな時は空き缶、ペットボトル、段ボール等のリサイクル品を回収して売る仕事をしています。

父は、四年前に亡くなりました。それ以来、母は、家族のために以前にも増してたくさん、夜遅くまで働かなくてはならなくなりました。僕も放課後や学校が休みの日は、リサイクル品を探しに出かけ、できる限り母の負担が重くならない様に手伝っています

 

学校での勉強は、日常生活にも役に立ち実用的な職業実技科目が好きです。学校では科学の日にリサイクル品を使って衣装を制作するコンテストに参加したことがあります。僕の夢は、職業学校に進学してその知識を活かして仕事に就くことです。そしてその収入で母を重労働から解放してより良い暮らしをさせてあげたいです。もしEDFの教育奨学金を頂ければ母の負担を減らすためにも学費として使わせて頂きたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。