2024年度「中学支援(1年分)奨学金」の応募者の話:ティーラサック
2024年度「中学支援(1年分)奨学金」の応募者の話:ティーラサック
ティーラサック・ケーオトゥール(シンハー)、中学2年生、ルーイ県
2024年度「中学支援(1年分)奨学金」の応募者


私はティーラサック・ケーオトゥール 15歳、ルーイ県バーンタプキー学校の中学2年生です。
以前は両親・祖父母と一緒に暮らしていましたが、私が8歳の時に両親が離婚し、それぞれ新しい家族を持ちました。


それからは、祖父母が私を育ててくれました。祖父母はロッタリー(タイの宝くじ)を売る仕事をしていて、バイクで村を回って売っていました。
でも2年前、祖母はロッタリーを売りに行っている時に交通事故を起こして亡くなってしまいました。

そのため、祖父が私の面倒を見ることになりました。しかし、祖父は精神疾患を患っており、治療で病院に行かなければならないため、実際、私の面倒を見てくれる人はいなくなりました。
そこで、母は私をバーンタプキー学校の寮に連れて行き、先生が面倒を見てくれることになりました。母は週末学校まで私に会いにきてくれますが、寮では自分で日常のことをしなければなりません。


例えば、制服の準備、部屋の掃除、夕食の料理、そして先生の手伝いで野菜の世話をすることです。
私は生まれつき白血病を患っており、月に1度病院に行って輸血を受けなければなりません。
祖母が生きていた頃は祖母が病院に連れて行ってくれましたが、祖母が亡くなってからは母が代わりに連れて行ってくれます。


 
母が仕事で忙しくて連れて行けない時は、先生に代わりに連れて行ってもらいます。
病気で頭痛やめまいがして、意識を失うことがあるため、走ったり激しい運動はできません。
そのため、体育の授業はできる範囲ですることが許されています。
私はタイ語と美術の勉強が好きです。中学を卒業したら技術専門学校に進学したいと思っています。夢はシェフになることです。寮で自分で料理をする練習をしてきたので、将来仕事に就くために学びたいと思っています。

もし今回奨学金を頂けたら、新学期の制服や学用品を購入するために貯金しておき、残りは病院に行くための交通費にしたいと思います。
 
      

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