2024年度「タイ南部の孤児支援奨学金」への応募者の話:ヤーリンダー
2024年度「タイ南部の孤児支援奨学金」への応募者の話:ヤーリンダー
ヤーリンダー・マーハーマ(ディーヤー) 、中学2年生、パッタニー県
2024年度「タイ南部の孤児支援奨学金」への応募者


ヤーリンダー・マーハーマさん13歳(ニックネームはディーヤー)は、パッタニー県マーヨー郡のバーンタビンティーギー中学校の2年生です。私には兄が一人います。私と兄は祖母と叔母と一緒に住んでいます。

私の父と母は私が幼い頃に離婚しました。父は国家防衛ボランティアとして働いていましたが、県の南部国境地帯の紛争で亡くなりました。その日から今日まで6年が経ちました。私と兄は孤児となりました。


父が生きていた頃、毎日仕事をして、家に帰るのはたまにしかありませんでした。父には私と兄の面倒を見る時間があまりないので、祖母と叔母が私と兄の面倒を見なければなりませんでした。

父が急死して私と兄はとても悲しかったです。私と兄の事をいつも応援してくれて、家族想いな父でした。私は父と一緒に暮らした時間は短いですが、とても幸せでした。

でも今は祖母と叔母だけとなり、彼らが愛情と思いやりをかけてくれます。
私は高学歴をめざしたい、勉強をして頭が良くなりたい、そして卒業したら仕事をして祖母と叔母に恩返しをしたいです。


私は祖母と叔母が重労働をしなければならないのが、かわいそうでなりません。
私は奨学金の提供をご検討頂いた方々に、心から感謝致します。
私は一生懸命勉強をして、モラルのある良い子になって、祖母と叔母を精一杯助けて、そしてずっと社会で良い人になることを誓います。

    

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