2024年度「障がい児支援奨学金」への応募者の話:ラッタプーム君
2024年度「障がい児支援奨学金」への応募者の話:ラッタプーム君
ラッタプーム(ニュー)、小学5年生、ウドンターニー県
2024年度「障がい児通常学級通学プログラム奨学金」への応募者


僕はラッタプーム・ナーソムプルックと言います。ニックネームはニューで、11歳です。現在は両親と暮らしています。両親の仕事は日雇い労働です。兄弟は2人です。今はウドンターニー県のバンシーブンルァン学校の小学5年生です。生まれつき障がいがあり、身長と体重が基準より下回っているため、日常生活を送るのが困難です。小さい頃、脚がやせ細って歩けませんでした。当時は治療やリハビリで頻繁に入退院を繰り返していました。

家から学校まで1.5キロメートルの距離がありますが、脚に力があまり入らないので、母が毎日、バイクで送り迎えしてくれています。毎日、学校でおやつを買うために母がお小遣いとして20バーツをくれます。親から貯金を習慣づけられているので、そこから5バーツを残しておきます。


読書が大好きなので、タイ語の授業が一番好きです。昼休みに僕はよく図書館で本を読むので、知識が増えていきます。そして、今年は子供アナウンサーとして大会に選ばれ、障がいまたは健康に問題のある生徒のコースで金賞を獲得しました。毎朝、学校の国旗掲揚ポールの前で同級生と先輩と後輩にニュースを紹介しています。


大きくなった時に、大学まで行くことが出来たら、僕は教師になりたいです。自分の時と同じように、勉強を生徒に教えたいし、この仕事は安定しているので、両親が年を取ったら世話ができると思います。

両親の仕事は日雇い労働と農業なので、収入が不安定です。僕も体が弱く、毎月、コンケーン県にあるシーナカリン病院で継続的に治療を受けています。うちには車がないので、通院のたびに運転手付きの車を依頼します。僕がつけているストーマも毎日、取り換えなければならないので、その費用を賄うために母は借金しています。奨学金をいただけたら、治療費に使った後に、勉強用具と服を買います。

     


Connect with EDF
594/22 Patio Ratchayothin, Soi Phahonyothin 32, Sena Nikhom 1 Rd.,
Chan Kasem, Chatuchak, Bangkok 10900 THAILAND | +6625799209 to 11
EDFは1994年には財務省から255号の税制優遇措置団体に認可されました。EDFへの寄付の領収書は所得金額から控除され、この分は所得税が課税されません。 © 2011 EDF Thailand