ご支援を頂かなければ私は、ここまで勉強を続けることはできませんでした。
ご支援を頂かなければ私は、ここまで勉強を続けることはできませんでした。
2023年3月に卒業した奨学生からのお礼
EDFを通して皆様から奨学金を戴き、今年3月に卒業した学生が数千人もいます。今回自分への奨学金提供者宛に、卒業にあたり感謝の手紙を書いた卒業生の文章を抜粋してご紹介します。ご一読いただきたいと思います。
 
(1) ティラポーンさん
ブリラム県ナンローン高等専門学校を卒業しました。

 
 
私は、五人兄弟の末っ子ですが、兄弟の中で私だけが唯一教育を受ける機会を得ています。今、私がこうして勉強を続けられるのは教育奨学金を支援して頂いているお陰です。私の両親は、私がまだ小さい頃に離婚しました。でも、私には、私や兄弟が家族の愛情や家庭の暖かさに決して飢えない様にと親身になってくれた祖母がいます。祖母は、決して私達を見放すことなく、他の恵まれた家族ほどとはいきませんが、食事をはじめ何の不自由もないようにと私達の日々の暮らしを支えてくれました。でも、家族である両親のことも決して忘れているわけではありません。私は、家族全員の期待を背負っています。だから勉強に励み困難にも立ち向かわなければなりません。家族の期待のお陰で私は、とても強くなれ自分の夢を追いかけることができます。これからも自分の夢そして家族のためにも一生懸命に勉強に励みたいと思っています。
 私がここまで頑張り続けることができたのも私の恵まれない境遇を理解してくださり中学一年生から高等専門学校を卒業するまでの6年間もの間教育奨学金を支援してくださった方のお陰です。私は、心から感謝しています。どうもありがとうございました。ご支援頂いた教育奨学金は、授業料、制服代等に使わせて頂きました。高等専門学校卒業後は、家族のためにまた、将来の自分の更なる進学のためにも仕事に就き働く予定です。もし、教育奨学金のご支援を頂かなければ、私は到底こうしてここまで勉強を続けることはできませんでした。今後は社会に貢献できる様に自分がこれまで考えてきた通りに一生懸命に働きます。最後にもう一度、心からの感謝をお伝えしたいです。これから一生懸命に働きご支援者の皆さんの様に慈悲深い人になりたいです。本当にどうもありがとうございました。


(2) セーンティエンさん
ブリーラム県ノーンキーピッタヤーコム高校を卒業しました。
 
 
私は「どのように生まれるかは選べないが、何をするかは選べる」と信じています。私は財産が十分でない家族に生まれましたが、勉強をして知識、能力、知性を得て、良い暮らしをしたいです。両親は日雇いの仕事をしており、定職はありません。仕事の依頼があったら働きます。1日の賃金は200~300バーツ程です。両親の収入は家族の支出や私の教育費には足りないこともあります。お金が足りないと、両親は親戚からお金を借りて、私を学校に行かせてくれます。学校が休みの日は、私も仕事に行って両親を手伝い、少しでも収入を増やして、両親の負担を軽くするよう頑張ります。 奨学金をいただくようになってからは、お金が不足して登校できなくなることはなくなりました。以前は機会に恵まれなかったのが、機会を得ることができて、生活が上向き、家族の金銭的負担を減らすことができました。そして中学校、高校で学ぶ機会を持つことができました。高校を卒業したら、より良い生活、機会のために大学に進学したいです。そして夢を叶え、高い目標を目指し、社会の役に立ちたいです。ご支援者様には奨学金で中学、高校の各3年間を支えてくださり、心より感謝しています。ご支援者様のご健勝、ご活躍をお祈りしております。

「教育の機会」のご提供でこのような子供達に対し、大きな励ましとなり、学習や人生における様々な困難を彼らが自ら乗り越えていく強さを身に付けることができます。是非ご支援のご検討をお願いします。2023年度の募金受付は2023年6月30日までです。皆様の暖かいご支援・ご協力をいただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
 
 
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