家は学校の前にありますが、平屋で、木材とコンクリートでできています。扉はトタン板です。僕は祖父母と、病気で歩けなくなった曽祖母と暮らしています。両親はタイ東部のチャンタブリー県で日雇いの仕事をしており、たまに帰ってきます。
月曜日から金曜日まで、祖父母は基本的に運送の仕事に出かけます。しかし、高齢で目が悪くなったため、依頼があまりありません。トウモロコシ収穫の時期に入ってから、近所の人から依頼されることはありますが、日収はたった250バーツで、毎日仕事があるという訳ではありません。僕の両親はたまに仕送りをしてくれます。政府からの高齢者手当は一人当たり700バーツなので、3人ですと、毎月2,100バーツになります。
祖父母が仕事に出かけている時、曽祖母の食事と薬を用意するために、僕は先生に出かけたいとお願いしなければなりません。曽祖母は脚が痛いので、夕方になると僕はマッサージしてあげます。平日は掃き掃除、モップ掛け、皿洗いといった簡単な家事しかで手伝えませんが、週末になると、近くに住む叔父の仕事を手伝います。バイク修理店ですが、一日のバイト代は50バーツです。僕はそれを貯金して、学校に行く時の昼食代等にしています。学校では体育の授業が好きです。スポーツ全般が好きで、サッカー、バレーボール、卓球、ペタンクと、そのほとんどができます。
頭が悪いと自分でもわかっているので、僕はなるべく勉強に集中しようとしています。大きくなったら、壊れたものを集めて修理するのが好きなので、バイク修理店を開きたいです。大人になったら、祖父母が苦労しないように自分で養います。
祖父母の負担が減るように奨学金をいただきたいです。年を取っているので、大変な仕事をしてほしくありません。
この奨学金がいただけたら、自信を持って中学校に通えると思っています。工場で働いて、その貯金でバイク修理店を開きたいのですが、自分の夢と目標を達成させるために、僕は専門学校に行きたいです。
経済的に恵まれない子供に、このような機会を与えてくださった全ての寄付者様に感謝しています。この奨学金がいただけたら、大切に使うことをお約束します。ありがとうございます。
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