僕はナラティワート県の小学校5年生です。母、兄、祖父母と暮らしています。父は2010年9月5日の事件で命を落としました。その時、僕はまだ妊娠8か月の母のおなかの中にいたので、父に会ったことはなく、写真で見ただけです。
母が父の代わりに家族のため、いつも懸命に働いています。さらに僕たち兄弟にいつも心を配ってくれています。父親からの愛情がないことを感じさせないためです。ですが、たまに僕は父親のいない孤独を感じることがあります。
母は就学中の僕たち兄弟の学費のために、毎日休みなく働いてくれており、大変気の毒でなりません。母に少しでも楽になってもらいたいです。兄は早く学校を出て働き、収入を得て母や家族の面倒を見たいと考えています。僕は、父親がいなくても立派な人間になり、勉強を頑張り、母の家事を何でも手伝い、母の誇りになりたいです。
このような理由から、2022年度の奨学金に応募しました。母の負担を軽くしたいです。ご支援者様からの奨学金を受給できるのを心から望んでいます。よろしくお願い申し上げます。
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